坂本峠のトンネルを抜けて”五ヶ山豆腐”で左に上る。
進入禁止の道を吉野ヶ里町役場の車に先導されバスもくねくねと登っていく。かつては脊振といってた地域も合併してからは吉野ヶ里町。
かなり上ったところで、徒歩にて林道に入る。杉林と雑木林が入り乱れ、林道に沿って幅1.5ｍぐらいの水路が走る。
これが今回の目的「蛤水道」である。
天保時代、福岡の那珂川に流れ落ちていた蛤岳の水を、利水、治水とし吉野ヶ里町（東背振）の田んぼに引き込もうと成富兵庫茂安が蛤山の経線に沿って引いた苦肉の水路なのであった。
標高600ｍ、全長1260ｍと400年前から現在も利用され続けてきたという構造物。
まさかこんなところに・・と云うような水路と林道と森のコラボレーションは美しい。
昼食は下の豆腐屋さんで。
何から何までが豆腐。豆腐ステーキ、ハンバーグ、湯葉、プリン、パンなどなどのバイキング。
その後、みやきの町の天吹酒造へいき、内部を見学。
30数年前に来たことがあるが、思い出せない。
全体として新しく改築され、また機械化されているようだ。
県庁に戻り５時まで会議。
