服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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第1回佐賀市民芸術祭とは?

寒さがどこかへ行って、イイ天気である。パーフェクトな青空。午前、M光さん、M尾さんとホームセンターで合流。材木、塩ビパイプを購入して、佐賀市文化会館に運ぶ。文化会館ロビーにて第1回佐賀市民芸術祭の”グループ磁場”の「ニュートンのB玉コースター」を制作。午後、W林さん、T本さんが加わり作業本番。電動ノコとインパクトの音が響き、のこ屑が舞い散る。なにもないただのフロアー(ロビー)に、植物画増殖するように立体的な形あるものが刻々と出現していく。おもしろい光景であり、作る側の快感でもある。アートとはこんなものでは、ないのか、と意外な感触が起ちあがって来る。おじさんたち、ひんぱんに休憩、たばこタイムをとる。設計図は一様あったけど、現場でのそれぞれの考えが有効になることが最高である。揉め事もなくたんたんと各自のアイディアが沈潜しながらも反映されている。夕方までにはその全貌が屋台骨が完成した。県展の飾りつけを終えて駆けつけたK本さんは「まさか完成しているとは思わなかった」と・・。なぜか記録写真を撮るのも忘れていた。公共施設の中で、自由に制作するというのもそうあることではない。このようなことをさらにいろんな場所で出来たらと思う。行政とアートサイドとの温度差は埋まるものではないが、機会あれば望んでやりたいぐらいである。