服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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奥嵯峨野

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K子さんの車で嵐山をずっと北へ行く。
奥嵯峨の路地にからくり人形館はあった。
環境に合わせた京風な食堂、お土産屋なども並ぶ情緒的な通りである。
「観光客が多いころは、駐車場も用意してたんですけど・・・」と館長さんらしき受付の男性が入り口に駐車場スペースを取ってくれた。
人形館の中は外と同じく寒い。「暖房が入っておりません」と済まなそうだが、こちらも気の毒になる。
広いフロアーの一階と二階には人形がいっぱい。
入場料が周辺の仏閣にくらべ少々高め。お客様は少ない。
通りを歩く観光客もまだまだ少ない。
重要文化財指定の人形がたくさんある。
からくり人形がたくさんあるかと出向いたのであるが、5点しかなかった。
それを館長さんらしきおじさんが、手回しやゼンマイで動かして見せてくれた。
初めて見る年代物のからくりで、出来栄えに感心する。
冷えて冷えて冷えまくった。
近くには清盛に捨てられた白拍子祇王姫)が親、妹と出家したという祇王寺もあり、その庵(祇王寺)のたたずまいのよさに、男の身勝手と白拍子親妹の運命を遥往時に馳せるのではあったが・・。
祇王寺の山を出たところのカフェで昼食、温まり、ちょっと先の二尊院に、入ったのであった。
二尊院は由緒ある立派な寺ではあるが、境内に置かれたステンレスの現代彫は、意外性はあっても、不似合い。その横に阪東妻三郎の墓があった。