お昼前、循誘小学校に行く。
創立１４０周年記念式典が体育館で行われており、その中で、津軽三味線の高橋浩寿さんと薩摩琵琶の北原香菜子さんの演奏があるというので、地域住人として一般参加した。
お二人は循誘小学校の同級生。中学、高校もしっしょだったとか。
ボクの母校でもある。
循誘の由来である「循々として善き人に誘う」という漢詩をテーマにお二人がこの日のために作曲された「循誘の声」がお披露目になるというので、駆けつけた。
お二人は若き佐賀のエースして、また全国的にも活動されてる期待の星である。
それぞれ三味線と琵琶を両手で抱え、和服の高橋さんと和服に袴の北原さんが壇上に登場。循誘小を卒業され、２０年ぶりの訪問であるとのこと。
小学生たちに軽妙なトークで判り易く語りかけられ、オリジナルの「循誘の声」が演奏された。ゆるやかな中にも強い響きを混ぜ、民謡調、琵琶調の語りが重なり１４０年の時空間をしみじみと感じさせる（１０分ぐらいの）演奏に満場の拍手。
そして最後は、生徒と先生、保護者、一般者との循誘小学校歌の大合唱であった。
子供たちの思い出、記憶に残ることだろう。
おじさんは、酔いが覚めました。
