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佐賀新聞社ギャラリー。
八角形のギャラリー。作品を壁に吊るさず。360度ぐるりと壁に立てかけてある。
(前回個展した人が吊るすワイヤーを持って帰ったみたい・・)
かえって、狙ったようなおもしろい展示である。
火のような絵である。
男も女も溶鉱炉の中で燃えているけど、溶けない。
作品に近ずくと火傷しそうだ。
絵を始められたのは遅かったようだが、30年になるそうだ。
お年は71か72歳だと思う。
自分の絵について、「どうしたらよくなるだろう？」と話し出された止まらない。
絵がたまらなく好きなんだよね。絵の蟲というか、ムジナというか、すごい人である。悩み、いろいろ考えられるのだろうが、アドバイスなんて、ありません。
長(おさ)さんの絵に対する情熱が全て。マグマの人。火となって描いてください。
そして、また見せてください。
