金さんがソウルの仁寺洞（インサドン）のギャラリーMにて個展開催中。10月2日まで。
激励文
"まだ見えぬ地平を目指して"
大阪芸大卒業後は、お母さんにもなられ、限られた時間の中で様々な絵を描かれて来た。
国家や家族であったり、時に自分自身であったりと、韓国と日本の間での自分探しの制作でもあったようだ。
社会情勢とは無縁ではなく、数年前からは気分一新、元々好きだったセザンヌを研究し、セザンヌの絵画要素を取り込むことで、以前に増して風景も静物もリズミカルで伸びやかな自由奔放な表現へと発展し、現在ではルオーやピカソの要素も導入され、意欲的な金銀姫スタイルの世界が新たに構築されていくようです。
正に現代美術の流れであり、この時代に生きる凛とした女性のやさしさ、強さが垣間見られます。この個展を契機にさらに飛躍されんことを願っています。
服部大次郎
ギャラリーM
韓日グローバル展会長の白(ペグゥ)先生と金銀姫(キムウンヒ)さん
