服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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2023-01-01から1年間の記事一覧

山の神

見慣れた風景である。大八車、三度笠とぼろぼろの旅人でもない。コンクリートの頑丈な構造物を車が走り抜ける。変わらぬものは古代文字なのか。吉野ヶ里の王家の墓も今再び開かれている。山の懐、心臓部。やはり、これまた男性ではなく女性に思えてくる。

山の向こう

たまに行き来する車がある。昔は大変だったろう。 徒歩、馬、大八車、リヤカーと!山の向こうは福岡。 人間、その時その時代を生きてきた。 かきわけかきわけ、自然も人間みたいなものだ。 山の向こう

ビルとビル

博多駅東急ビルから西方を見る。ビルとビルの間の曇ったずっと向こうの空間は唐津?韓国? おや!ビル群の左側で新しいビルの建設が始まっている。 そうか!西日本シティ銀行があったところだ。磯崎新さんが設計した赤茶色のシティ銀行が消えてる。建築的に…

空港

もう30年が経つのかな?空港の待ち時間にロビーの人々を描いたり、またカーテンガラスから見える飛行機も描いたりしてる。かと言ってたくさんの作品がたまっている訳でもない。これは青森空港。三内丸山遺跡近くの山頂にある珍しい空港。。遠くには八甲田山…

麦畑

☆かつて東京、長崎で見たアントニオ・ロペス展。 ロペスの彫刻など野外での制作映像が流されていた。その中でのロペスの言葉「多くの制作はは野外でできるけど、じっくりやろうとするとアトリエでやらなければならない・・」。 ボクもいつの間にか外でスケッ…

モネのウォータールー橋 

クリニックの皆さんと久しぶりの絵画教室。 モネの画集より「ウォータールー橋」ロンドン 油彩1902年 を画用紙にクレパスで描いてみました。油彩にしては水彩のような絵でしたが、モネらしくぐいぐいホワイトが塗り込んである。だからこれもクレパスですが厚…

木漏れ日遠近法

仁比山神社 社務所前の見下ろす勾配。一番遠くに空、そして黄緑の新緑、新緑を隠す日陰の色んな緑と立てに伸びる樹木の幹。幹にはかわいらしい寄生植物。暗がりには小さな池も! 木漏れ日遠近法とでも呼ぶか。SM SM

Paranoid

<Paranoid>☆三瀬の蕎麦屋の山を少し歩くと真新しいお堂があって観音様が祀ってあった。その先は山にもまして空を隠すように竹林が上へと広がり、竹林を割くように細く荒々しい山道の勾配が続き、切り落とされた大小のタケノコが散乱している。多分、山道を…

モーターサイクルライダー

<ラスコーの壁画> ☆手を岩肌に押し当て顔料を口に含み岩上の手に吹き付ける。 手を外すと手形の岩が出てくる。これをプロジェクションマッピングという。すでに9世紀のラスコーの壁画の技法である。 ☆(他にも)馬、羊,野牛、人間など20,000年前の後期旧…

仁比山

今日は子供の日。かしわ餅食べなきゃ。 小学二年生だったか、近所のみなさんとバスで仁比山神社に行って、そこの階段わきでお弁当をたべ、絵も描いた。 その時から、仁比山は遠い古の村に来たような特別の場所になった。15年に一度の申年の祭りで、露店、…

チューリップとおじさん

色んな花も咲き乱れているけど、新緑の輝きも美しい。 中でも楠の新緑は美味しい。楠の多い佐賀ならではの景色であります。 少し昔、山高帽に色眼鏡、ピエロのような格好でカラフルに花を飾った自転車で佐賀ん街をかっぽするおじさんを見かけたものだ。 自称…

流れの段差

休みなく動いているもの。生産的な見地からは働いているものと言うのかも知れない。季節のようにゆっくりと動くものもあれば、人知れず、人が寝てる間もミクロにマクロに動いているもの。最も身近での心臓、血液、細胞など。物理学の数式の行きつくところも…

多久西廟

多久西廟。去年スケッチしていたものであるが、ちょうど同じ季節になって来た。もたもたしているうちに時間は過ぎ去っていく。手が届かない距離かと思うが、そうでもない。時間をもどったかのようなそっくりの風景を現出してくれる。知らぬ間に自分の体の骨…

静と動

心も洗われるような季節。もう言葉もいらない、そう思う時。 人の性にも思えるが、感性の基準をどこに置けばいいのか。 と、思うほどこれからもイイ季節が続く。 F6

新緑2023

☆桜去って新緑の季節。とは言っても今紅葉したり落葉する種類の樹木も少なくない。春夏秋冬が入り乱れた季節といってもよさそうう。そこいらが正体不明な体調不良、元気減退、5月病等とも無縁ではなさそうな気もするが、そんなものも消えてしまいそうな新緑…

ダム湖の道

<嘉瀬川ダム湖> 花粉をまとった山々。涸れたダム。ダム湖にかかる大橋は福岡への道でもある。橋を渡ってバイクライダーのグループが往来する。ダム湖の下にはかつての畑瀬地区が沈んでいる。様々な事象と無縁に景色は巡り時間をつなぐ。(ある3月花粉峠) …

隣り村

「隣り村」4号 ゆめタウン佐賀「 紀伊国屋佐賀店」で販売されてます。

馬車道

横浜 馬車道の神奈川県立歴史博物館。 2015年にはここで五生田義松展を見た。 http://www.tomatotiger8.sakura.ne.jp/yokohamarekisi...

っみなとみらい

WBCが終わって2日。まだ感動冷めやらぬ! 改めて 侍JAPAN ありがとう!。 気づけば桜咲くころ。さぁいこう! さて昨年10月のみなとみらい。ケーブルカーの下ではシティーマラソンがあってた。時は待たない。

春の目覚め

春の目覚め! 啓蟄も明け、筋肉もほぐれる季節。 川上峡の清流に目を凝らすと小さな魚が泳いでいる。川の小石をひっくり返すと水生昆虫がくっついている。大丈夫。まだ水は生きている。昔は鮎もいたのである。いつまでも生き物の棲める川であってほしい。 水…

wataridori

このところ干潟へは行ってないので、以前の作品から 戸ケ里漁港と東与賀干潟公園です。

ギンヤンマ

セミの次によく捕ったのがギンヤンマ。ギンヤンマはかしこい。人間にしたら2,3才ぐらいになるかも知れない。 「俺はここだよ」とギンヤンマを狙う子供をおちょくったりからかう。網も竿もギリギリのところで届かない。 年々ギンヤンマの姿を見なくなる。去年…

クジラか恐竜

巨大なゴム風船を半分にしたような、弾力性のある大地が盛り上がった丘と言った方がイイような白い遊具。転がっても飛び跳ねても走っても大丈夫。シンプルイズベストが人気も一番。数十人の子供たちがクジラか恐竜の背にでも乗ったように声を上げて飛び跳ね…

ブランコ

<ブランコ> 白いブランコ♪っていうきれいな歌もあるけど、白いブランコ見たことないな。遠い遠い心の先にあるのだろう。 公園にはいろんな安全なウレタンやプラスティックの巨大なジャングルジム系の遊具がある。安全を追うと楽しいものにはなるかもしれな…

<タマムシ飛んだ>

タマムシってめったに捕れるものじゃなかった。大たいタマムシの生態をよく知らない。偶然と運にかかっている。運と偶然の二回で2匹。それも大人になってから。 カブトムシ、クワガタムシのようにタマムシを狙って捕まえるという人もいるだろうが、そうでな…

<タマムシ飛んだ>

タマムシってめったに捕れるものじゃなかった。大たいタマムシの生態をよく知らない。偶然と運にかかっている。運と偶然の二回で2匹。それも大人になってから。 カブトムシ、クワガタムシのようにタマムシを狙って捕まえるという人もいるだろうが、そうでな…

<タマムシ飛んだ>

タマムシってめったに捕れるものじゃなかった。大たいタマムシの生態をよく知らない。偶然と運にかかっている。運と偶然の二回で2匹。それも大人になってから。 カブトムシ、クワガタムシのようにタマムシを狙って捕まえるという人もいるだろうが、そうでな…

作品

<蝶の空間 F10> 昆虫に触れる始まりはアリさんだったかもしれない。じっと見ているかと思えば、巣に水を注いだり掘り返したりとアリさんには謝っても謝りきれない。節穴から覗く。覗いたつもりが覗かれてたりして。主体はなく相対性なのだろう。 現代社会…

水汲み大将

☆古い映画の録画:女経(じょきょう 1960年 増村保造監督) を見る。始まりが、隅田川のダルマ舟に住む家族。母親が娘に「水汲んで来い」と」、娘はブリキのバケツ2つを下げ陸の共同水道へ。その姉の若尾文子はマンモスキャバレーのホステス。川口浩運転のオ…

川は流れる

ご近所の十間堀川は薄氷だった。「薄氷」で思い浮かぶのがA・ワイエスの「薄氷」だが、ここ川上狭はとうとうと流れている。 SM