服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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モネのウォータールー橋 

クリニックの皆さんと久しぶりの絵画教室。

モネの画集より「ウォータールー橋」ロンドン 油彩1902年 を画用紙にクレパスで描いてみました。油彩にしては水彩のような絵でしたが、モネらしくぐいぐいホワイトが塗り込んである。だからこれもクレパスですが厚塗りです。

模写していて判ったけど、ロンドンの冬が終わって春になるころ。ロンドンの春は雨が多い。(紳士淑女は常に傘を携帯する。)雨が上がり空が晴れる一瞬を捉えている。

日本に当てはめるなら新緑のころ。モネは24時間の風景を繰り返し描いているが、日本の梅雨の晴れ間を捉えたような珍しい一点であろう。東京西洋美術館蔵だから本物を見て確認したいものである。