朝夕はまだひんやりする初夏。
ひょうたんクリークに先客があった。
二歳ぐらいの坊やとお父さん。
二人で農道の砂利を拾ってクリークに落としている。
お父さんが帰ろうとしても坊やは何度も砂利を拾いクリークに落とす。
それを教えたのはお父さんだろうが、坊やには近くの遊具のある広場で
遊ぶよりも面白に違いない。
石ころぽちゃん F4
ひゃーらんさん 河童碑 F4
昔(終戦後・昭和30年ごろ)の子供たちは普通には堀(ほい、クリーク)で魚を獲ったり泳いだりしたものだ。それだけに時々児童の水難事故が起こていた。
傍らの石碑には花も供えてあり、堀にはかわいい石の河童が祭ってある。
遠くには天山。