服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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今日はあの日

中原町の風の館へ「サギン絵画部展」を見に行った。
絵が好きな人たちって意外と多いんだ。一生懸命の様々な作品から楽しさも伝わってくる。故 井手誠一さんの「能登の荒海』と佐銀時代の井手さんの写真も飾られていた。
風の館を出て広い施設の裏側に回って川沿いを歩いた。かつて川の上流で見た煉瓦造りの4連橋をもう一度確かめたかった。手前の木々が大きくなったり川は芦原となってブラインド。そばまで行ってやっと見えた。周りの様子は変わってはいるが、長崎本線・煉瓦の4連橋だ。あの日の「雪列車」にはSLを挿入した。今回は次々に電車が往来する。今はもう白いカモメと呼ばれない白い電車が橋げたに車輪を轟かせて通り抜けていく。電車に乗っていたらこの橋は見えない。時々、車中にて今日は”あの場所を確認しよう”とするが、景色を見ているうちにいつも、そんなことなど忘れている。相対的な関係の中央を列車は時間となって走り抜ける。美しさ、何かを感じるということはアウラ、相対的なことである。あの日と今日がon timeになるようなモーション。
 ☆「カモメ行く橋」SMと「雪列車」F6(糸井重里作詞、坂本龍一の唯一の演歌を重ねてみた)

 SM カモメ行く橋

 

F6  雪列車