服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

tomatotiger8.sakura.ne.jp

硫黄島からの手紙

イメージ 1
潟からの帰り、新しくできた「109シネマズ佐賀」にいく。 階下の商店も2階の109もがらんとしてお客が乏しい。 「硫黄島からの手紙」のチケットとポプコーン、コーラを買うい、シアター4に入る。 会員登録したのでいきなりエグジェクティブ席に座れた。 しかし、観客は70代夫婦と60代夫婦2組み、母と30代の娘とおじさん二人の計10人。 「硫黄島からの手紙」 監督 クリント・イーストウッド  出演: 渡辺謙二宮和也伊原剛志加瀬亮中村獅童  題名の通り、戦地からの手紙をもとに脚本化されており、 若い兵隊立ちのとまどいや苦悩をしずかに描いていく。 狂気と残虐さは「プラトーン」に通じるものがある。 玉砕、自決、投降に命をみ見ようとする。 日本人俳優の演技合戦でもあった。 二宮が出番も多くイイ味だしていた。 イーストウッドのリアリズムもイタリアンでもジャパニーズもオリバー・ストーンでもキューブリックでもなく、やはり、クールである。 今回、イーストウッドは怒りよりも兵隊の母や家族を見ることで、感情を抑え、中立になろうとしたのではないかと思った。 イーストウッドを好きならば見る映画であろう。