服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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フローレン

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  定ばちゃんは車に乗る時、そわそわと室内をのぞき、マスコットのお気に入りのフローレン(ムーミンのお友だち)を見付けると、ケラケラ笑いだし、「あれっ、待ってたね、元気してた」と大喜び。 シートベルトをする時もいつもなかなか上手くセットできず「フローレンちゃん手伝って」、カチッ、「ほら、できたよ、ありがとうね」と話しかける。 そして、ふと、冷静になって、「近所の人が見よんさったら、誰と話しとるやろうと思いんさっ、やろね」と周りを伺う。 二人のやりとりを見ていると、会話しているようであり、人形も生きてるように見えてくるからおかしい。 ペットだったらとも思うが、物言わぬフローレンだからイイってこともある。 スティングをかけ、いつもの堀端を一路、リハビリへ。 お堀の鴨やキョウチクトウには、はしゃぎ、ビートルズ、イル・ディーボには反応するのに、スティングには何の反応もなければ、「これ何」の疑問もない。 いやいやながらも覚悟を決めて出陣する定ばちゃんの気になれば、気持ちのリラックスは重要。 コンビニでいなり寿司買って帰路に着く間も、スティングには興味示さなかった。 みそ汁つくって、庭の小ネギをその上にふりかけ、はいどうぞ。 使い捨てのネギの根を庭に植えていたもので、最近では、庭のパンジーよりも、「ほら、こがんも、ネギの伸びてますよ」が玄関に入る前の感嘆だったから、そのネギと知ると、フローレンに会った時のように破顔するのだった。