服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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鳥のように風のようにトンボ

定ばちゃんに薬を届けにいったが、日毎に進行している。魂が躰から離れかけてる。それでも、明るいパターンだから、本道からはずれてはいない。トンボなんだ。「あんた、だれ・・?」も近いかも。


それから潟にまわった。風が強いが、南風で、少女のように髪なびかせたりして、だれもいないかと辺りをうかがう変な奴。漁船見ながら弁当食べてたらカラスが舞い降りてきた。どこからか、見ていたんだな。その男ゾルバ。冬の間、ゴミと瓦礫で死に果てたと見えていた潟にカニとカッチョムツの稚魚がたくさんいた。死にかけた潟が春とともに再生するようだ。生命がゴミと瓦礫をいかに片づけ浄化させるか、観察してみよう。黒い影に空を見るとカモメが、たった一匹。羽ばたきもせず風任せ。ゾルバも食後のバナナを一本食べてぐっすり寝てしまった。