服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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刺激一撃

曇り空の潟の漁港にいた。釜山港とは何から何までちがう、よしとしている。より刺激的な場所を人は好む。人が集まれば、葛藤が発生し、競争がはじまる。静かであることは、平和でもない。何かおもしろくない。だから老人も子供もやっては来ない。刺激を得ようなんてとんでもない。漁船や漁師に海苔繁期の活気は、あるものの、現場の人たちにとっては仕事。刺激は転がっていることもあれば、内なる魂の昂揚でもある。刺激をお金で買おうともすれば、そこで商売をする企業もある。刺激も時間もあがいたところで、手には入らぬ。生活から排泄される燃えるゴミが刺激、時間でもある。燃えないゴミは高熱処理するか、燃えぬまま永遠の土壌に埋まる。そこに祭りや行事もあったのだが、それでは満たされなくなってきた。刺激がうちなるものであると、もう一度知ればたのしいのに。