服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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えひめあやめ 久保泉 町川久保

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イメージ 2川久保町の国天然記念物「えひめあやめ祭り」(3月27日~4月4日(日)を見に行く。
これまで川久保の友人たちから話だけはその度に聞かしてもらい、写真でも知ってはいたけど、今回が初めてとなった。
通りから外れ狭い田んぼ道をくねくねと山に向かう。離合は出来ないから角々に案内人が立っておられ車を誘導されてる。
山のふもとまでいくと、三叉路のところで車が2台待機しており、その後ろにならんだ。
ここから徒歩では300メートルと看板にあるが、徒歩は止めた。
戻りの車が去ったところでボクらの番となる。上と下で無線を使い車が鉢合せしないように”えひめあやめ”のはっぴを着たおじさんたちが連絡をされている。町内のボランティアの方々であろう。
車1台がやっとの杉林、ミカン畑の1本道を登ると、ぽっかりと空いた空間に出た。ミカン畑の中に臨時の駐車場があり、見学者やはっぴ姿の人たちがたくさんいたのにはおどろき。
少し下るとテントが張ってあり、はっぴのおじさんが「ようこそいらっしゃい」と立派なリーフレットをくださった。
ここが”えひめあやめ自生南限地”である。
小高い山に囲まれて、桜、ウグイス咲き鳴き乱れ、岬のように陸地が下方に突き出て、そこから堤(池)が広がっている。
土地の者でもなければ、まさかこんなところにえひめあやめの自生地があるなど知る由もなかろう。
ボクにとっては秘境と言いたいようななつかし場所の気がして、自生地に恐る恐る足を踏みいれるのであった。