服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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キュウリかりかり

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昨日K坊が山ほどキュウリを持ってきてくれた。
パンパンに育った巨大なキュウリである。
味噌漬けにしたからと、S子さん。
残り10本ぐらいをボクは塩漬けにした。
荒切りにしてプラスチックの家庭用漬もの器に詰め込み、蓋をしてバネの圧力で水分を吐き、ちじこまっていくキュウリを仕事場の机において夕方まで眺めていた。
これをボクはよくやる。
カブトムシやセミの羽化を眺めているようと、S子さんは笑う。
プレスされ水位が上がって行く風景は、なんとも心地よく、他者が入る隙間はなさそう。美味なるものを創るよろこびでもあるようだ。
と気づくと、漬もの風景がない。器がない。
遅い晩御飯にビールといっしょに並んでいた。
「もう、十分、漬かってる、とてもおいしい、カリッカリよ」
ボクも一切れ摘まんでカリッ、治療中の歯でカリッカリッ。