服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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四人で悶絶

格子戸の外から停まった車のエンジン音が聞こえる。
日本車ではないエンジン音に、Kさんではないかと、
玄間にまわり戸を開けると目の前の小路いっぱいに
車が停まりKさんが降りて来るところであった。
ビールと肴、寿司などを買ってくるからと連絡を受けていた。
小路の後方から車のライトが近づいて来る。
素早くビール、肴等を下ろすと、Kさんの奥さんは車を発進した。
続いて後方の車も通り過ぎて行った。
車一台がやっとの幅であるが、一方通行でもない。
鉢合せする前に車同士が回避することで、うまく離合している。
そんな道端にぎゃらりーIBAN(イバ)はある。
KさんがM氏の件で話しがしたいと、突然の召集となるが、そんなときに
はもってこいの場所である。
集まったのは4人。
刺身や寿司まであり彩りも華やかでエライ御馳走である。
「今朝の新聞のCさんの絵よかったね」
「さすがCさん・・」4人一致の絶賛というのもそうあるものではない。
ボクも朝「よかったよ・・」とメールを送ったのだが、
機種が合わず失敗に終わっていた。
今夜は打ち上げの夜とくらべたらずいぶんと皆おだやか。
そう、いつも口角に泡を飛ばしているわけではない。
みなさん基本的には良識ある人間でゼントルマンであります。
話は広がるが、なかなか本題に近づかない。
30分ぐらい経って話は自然と本題のM氏の件と重なっていく。
イイアイディアがたくさん出た。四人よれば悶絶の知恵??!
行きつ戻りつ、離れて近く、本題を捉えるにもリンクする
内と外に揺れながら、寄り道しながらが肝心のようだ。