服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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五人展

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神埼のアートエルに「神埼のアートエルに「五人展」を見に行く。
昨年結成された女性、5人のグループである。
キャリア、実力ともにベテランの画家さんたちである。
五人の作品が抗うことなく整然と並んでいる。
裏を返せば混沌であるということか。
末次さんは細密にやさしく少女やペットの犬を描いてある。
汐待さんは海外の印象を複合さして破壊される環境を見せてある。
真崎さんは悩める現代(自分)に正面から向き合っていらっしゃる。
吉田さんは制約に囚われず、奔放にのびやかに明るいタッチである。
小池さんは従来の赤い不定形な画面に骨太の黒い線を大胆に走らせてある。
「描きたいものを自分のやり方で表現する」というところだろうが、悩みや迷いは作品からうかがえる。
そこに五人展の意味もあろうし、やはり混沌である。
グループの混沌さに向き合うだけでもさらにおもしろくなるのでは・・と思うのでした。