服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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無事曳航

クル―は男性3人と女性一人。
ケイタイで救援の連絡を取っている。
消火を終え、クル―も落ちついたのか、この船が沈没することは絶対にありませんので、安心してください」と連呼した。
周辺を往き交う船やフェリーは多い、そのうち一隻の大型船が救援に来てくれたが、消火も済み、会社の船が迎えに来るから、ありがとうと合図を送っていた。
大型船のクル―たちの大丈夫か?という笑顔にいくらかほっとして、お客はセイフティージャケトを脱ぐのであった。
年齢の割にはよく働いていた「船長」と呼ばれる高齢の男が、一人ぶつぶつと「こんなことは前代未聞だ」しばらくしてまた「前代未聞だ」と??
30分ぐらい海上に漂い、会社の救援の船が来てフェリーをロープでつなぎ高松港へと曳航した。
一つ間違えば大惨事になるところであった。
あの船員が異常に気付かなかったとしたら・・。
エンジンが爆発していたとしたら・・と。