服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ニキ・ド・サンファル展

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朝一番に新国立美術館に入り、
ニキ・ド・サンファル展を見る。
いろんなところでカラフルな巨大張りぼてナナや石や陶片貼り付けた蛇など見たことあったが、作者は知らなかった。
初期の作品にポロックやJ・ジョーンズへのオマージュ的作品があるが、"なるほど"である。
怖い、惨い、痛いなどモノトーンの波乱万丈の人生であったろうが、後半は痛みも辛さもカラフルに変わった。
女性の象徴でもある胸とヒップと太ももは巨大でカラフル。
日本で言えば草間彌生さんであろうか。
美術館3階の素敵なレストランで新婚三年目の田淵夫妻と待ち合わせ。
お二人は仕事の昼休みを利用して駆けつけてくれた。
フィリピンからもどり仕事も決まったようでよかった。
最初に出された、フランスパンを新妻のNちゃんは「お先にいただきます」と食べはじめ、ぱらぱらとパンの皮がテーブルに落ちる。
お皿はだされておらず、「えっ!??」ととまどうおじさんであった。
後はウエイトレスがテーブルを掃除して料理を運んできた。
そう、これでイイのである。
後日「あら、そうでしたか私ばかり食べてすみませんでした」と。
海外経験豊富な彼女でのこと。