服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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米倉基峰 米寿書道展・

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左―米倉先生、右―画家の上瀧秦嗣先生

米倉基峰 米寿記念 書道展(村岡屋ギャラリー)
掛け軸の書がずらりとならぶ。勢いのある書、それ事態が表情を持ち人格を持つ。字体のスタイルも様々。迫力にはねかえされ、踏ん張る。けれど、この書の主と来たら相変わらずの、おかしおもしろ人間談義である。佐賀書道界の頂点・ドンというには、威張らず、くさらずの基本は小学校の用務員に就かれていたころにある。ぶれない、ずれない、くずれない。88歳になられても変わらない。佐賀を代表する佐賀人のよさ、文化人としての器、度量の広さ、包容力を備え持つ間違いなく昭和最後の大先生である。