服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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仕切りはいらない!?!

20年以上前、ニューヨーク郊外の通り。

歩道にジョージシーガルの石膏の作品が置いてあって、

そばのベンチで誰かが寝てる。

美術館にあるはずの作品はすでに外にあった。

「これがアートだ!」と思った瞬間。

ホワイトキューブは納骨堂ではない。なのに疑問もなく人々は作品を飾り、

それをまた見に行く。

額縁や美術館は制度としてアーティストや人に浸透した。

当初から古臭い制度としての概念ではあったのだが、アーティストたちも飲み込まれていくのだった。

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