Tクリニックの人たちが出品されてる「皆の文化芸術展覧会」を見に佐賀県立美術館へいく。
プロと思えば、全員がプロであってもイイ。芸術の源流が裾野へと広がり始めている。全員に賞をあげたいくらいユニークかつたのしい作品ばかりであった。
写真店はとんとご無沙汰であった。写真も進化していた。カラーが美しく絵画のような作品が多いい。気負いなくじっくりとさりげない姿勢があるようでかつての写真とは相当違って見えた。支部長の清水さんと写真の話ができてよかった。
ボクの絵も飾ってあった。「美術館コレクション 佐賀・美の道」である。下平武敏さんの作品「1986Ⅱ」とボクの「作品 R5」が並んで展示されていた。ボクの緊張をよそに作品R5は全く元気だった。独り立ちして38年。これからもよろしく。
青木繁の「繊月帰舟(せんげつきしゅう)」もあった。若い青木が何を表そうとしたかわからない。だけに不思議な絵だ。この絵はかつて我が家の前の御屋敷にある土蔵から出て来て話題になった。あれからずっと美術館でおとなしくしているようだが、この作品も他人とは思えない。
青木繁 「繊月帰舟」サイズ:10号より大きい?