服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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黒き瞳

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定婆ちゃんの病院で「東京マラソン」見ていた。午前中に行うとは気が利いている。午後の時間を有効に使える。3万人の一般参加もあり、ゴールインを5時間、とってあるからかな・・。ラストランの有森優子さんも胸に手を合わせ泣きながら走っているようだった。優勝はダニエル・ジェンガ(ヤクルト)2位:佐藤智之旭化成)。ジェンガ選手は流暢な日本語で「ありがとう」を語り、黒い瞳から大粒の涙をこぼした。曇天の空の下、麦畑は萌える緑。ボクの心はまだ冬枯れ。東西南北の道は飽きたから、斜めに南東の道を選んだ。大川、八女を通って奧八女のトンネルを抜けたら黒木町だった。「黒木です 瞳が見てます」の交通看板が来訪者を迎える。黒木町の長くきれいな商店街を通るが、店はお茶屋とスーパーをのぞいてシャッターが下り、娘さんも見なければ、犬猫もいなく、遠近法の通りで乳母車を真ん中に、3人のお婆さんが立ち話をしているだけであった。傾斜とは判らない程の登りを矢部村へ向かう。阿蘇外輪のなだらかな山また山である。「矢部村通行止め」の電光掲示に引き返す。パラパラと雨の。イイようなヨクないような帰り道。