朝倉遠望
三連水車は古代の化石のように枯渇しまわっていなかった。それでも、観光客が来ては、写真に収めている。朝倉から、筑後川を下った。下れば久留米にいくだろうと、進のだが、支流が入り組んでおり、簡単にはいかない。ヤコにからかわれているようだった。土手は菜の花、空にはひばり、流れるは筑紫次郎。ヤンキーのカップルがなかよくツクシを採ってた。対のベニシジミは誘い誘われ。土手からの360度・風景は広すぎて、狭いはずの日本を見直す。知らないところがあるものだ、だけに土手沿いに入ってくる車もわずかだ。知ってる人たちだけがこの入場無料の自然を楽しんでいる。自家製の大きなおにぎりをもってくればよかたなぁ・・。仕方なくお寺でもらったせんぺいで間に合わす。