服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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新たな場所

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友人のK氏の職場へいく。K氏もえらくなったもので、個室をもってる。「牢屋にいるみたいよ」というけれど、壁にはコレクションの絵画、数点が飾ってあり、窓外には街が広がる。
ボクらにとっては、応接室も高校の放課後の部室みたいになり、秘密めいた笑いばかりとなる。ネクタイピン、キャラメル、まんじゅう、タオル、ウーロン茶を貰って帰るのであるが、浪人時代そのままの関係だ。


 K氏、お薦めの神埼のある地区に出掛けてみた。木々のないひろい田園に水路や小川がいくつも通った、昔のよさが残っている。村の公民館の広場に車を停め、白壁の土蔵の農家と榎木の巨木を描き始めた。土蔵の家からおやじさんがこちらを伺う。それ以外に人は見あたらない。しかし、集落の窓からもこちらを伺う視線を感じるのであって、そこいらでのおしっこもままならず、ガマン。よく見ると、土蔵はブリキで被ってあり、白と黒のペンキが塗ってあるのであった。まあ、それも絵にすれば判らない。