服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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北高対長崎日大

新幹線で10時38分に新神戸に着く。そして、電車で甲子園へ向かう。近ずくにつれ興奮が増してくる。まさに闘いである。甲子園のツタはもう無く、改装工事中だ。ま裏の21番ゲートに向かう。すでにグリーンのTシャツ、グリーンのキャップをかぶった北高生応援団が球場をとりまいて待機している。「先生」と声をかけてきたのは、かつての塾生・Y子ちゃんであった。 21番ゲートにてチケットと弁当をもらい、さっそく木陰で弁当をいただく。時折、前試合の広陵常葉菊川戦の歓声が聞こえてくるが、観戦する気はまったくない。北高のみに集中したい。試合も終盤、4-0で広陵がリード。僕らは一塁側アルプス入場口に並ぶ。場内で「ワーッ」と歓声が上がり、不吉な予感。情報によれば常葉菊川が9回裏に3点入れ、攻撃中と言い、北高応援団にもどよめきが起こった。延長戦にはなってくれるなよ、の願いである。結局4-3で広陵がの勝ち。薄暗い通路を通って一塁側アルプスへなだれこむ。 7年ぶりの甲子園がまぶしい。北高対長崎日大。練習試合で北高は6-1で負けたというが、今更どうでもイイこと。馬場くんがまず最初のバッターを打ち取り、すべりだしは良さそう。 M博ちゃんの解説を聞きながらの観戦はたのしい、解説通りになるのだ。いつの間にやら9回。 7回から久保くんのリリーフで危なげなく勝ってしまった。ぼくらも予定通り、ホントに決勝戦まで残ることになった。神戸チサンホテルのロビーでくつろいだ服装の男が「北高の方ですか」と声をかけてきた。広陵のOBだったので「明日はイイ試合をしましょう」とエールを送った。
ホントにほんとになってしまった。困ったような嬉しい顔して、神戸駅前の居酒屋で同行者6人は祝杯をあげるのだった。
ところが、ちょっと離れた席に数人のグループ。ちょっと気になる広島弁だった・・??。