服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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札幌

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福岡から1時間50分で札幌。遠いようで近い。映画一本見ている時間である。 40年前、東京にいた同窓生、K君とF君の三人で北海道一周をした以来のことである。K君の兄さんの会社(いすず)のフローリアンでの旅であった。車体に「TOKYO,北海道一周」とテープでロゴを入れてのイージーライダー。補助ガソリンを携行し、猪苗代湖のFくんの彼女家でおにぎり、硫黄噴き出す恐山、の十勝地震の列車転覆、豪雨の山中の夜通しのドライブ、札幌のFくんの姉さん家でジンギスカン、K君の知り合いの開拓村で見たこともない大きな蟹を御馳走になり、旭川へ向う大平原の道路でボクはスピード違反で切符を切られ、旭川の中学生と小学生の「いつか自分たちも旅に出たい」という姉と弟、旭川の高校生・おてんば3人娘との出会いなどなど、甘酸っぱい青春のおもいでである。 今回、新千歳空港から電車で札幌に向かう車窓の風景に見入った。木立、畑、平原、家々、車、諸々のたたずまいが、まえるで北欧でなのである。日本文字の看板が見えたとしても、極寒のきびしくも美しい北欧と全くなんら変わらぬ風景なのである。北欧に行かずとも北欧が日本にもあった。 札幌も見違えるようにビル群の新しい街に生まれ変わっていた。時計台、札幌タワーを歩いたが、寒い、寒い零下の北国である。 2日後に迫ったホワイトイルミネーションの準備がタワー通りをメインに進んでいる。しかし、残念ながらその前に変えることになるが・・。海鮮は本場ならでは、新鮮で美味しく安く食べられる。 中島公園のコンサートホールで「歌談の会」はあった。孝さんは今夜も伸びに伸びる歌声と三味線で観客を魅了した。新曲「真さらな台本」も耳になれてきた。”~よしとしよう~・・」長蛇の人々がCD買ってサイン会にのぞんでいた。孝さんがどんどん大きくなっていく。 29階から見渡す札幌の夜景もすばらしい。ちらちらとフル雪に日本にいてヨーロッパにいるような気分になっている。