服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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忘れちゃいけない人生座

池袋文芸地下がなつかしかった、と節ちゃんからメールが入った。ある日、文芸地下にいこうと、すぐそばまで来たとき、看板マンに店に引き込まれ、それが暴利バーで、金もなく散々な目にあった。コワイお兄ちゃんとタクシーにのり、金策にまわったのであった。周辺のみなみな様にはたいへんご迷惑かけました。東口の文芸地下とは逆の方向に「人生座」があった。名画ばかりの3本立てがたったの100円。人生ザのファンになり、入り浸ったね。黒澤や世界の名監督のほとんどを見た。本格的に映画が好きになった場所と頃である。人生座のオーナーはずっと100円でがんばってた。いつ、閉館となったんだろう。 100円ラーメンのおばちゃんも博多にいるけど、映画は無理かな・・。一つは家で見られるようになったことも斜陽の原因。心躍り、むらむらと、抑えが効かず、俺だって、と寝ても覚めても映画のことばっかっ・・。絵画にも映画を取りこんだ。今もそうだが・・。科学と哲学と映画を融合さし、絵画の地平を見る。不動無比の絵画の構築。池袋の2大名画座「人生座」「文芸地下」。心躍り、むらむらと、抑えが効かず、俺だってとなることは、どんなイイ映画を創っても無理かも、時代がそれをさせない時代なのだ、けども、みんながんばる。判っていても信じる方向をいく。いくからにはとことんいく。