服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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写真

M氏が写真を届けてくれた。ロバのパン屋、佐賀劇場裏、切り抜きの映画の看板が林立する映画館街、吹雪の神社道。そして、K氏からはA新聞の写真の切り抜きが届いた。写真家・故濱谷浩さんの「田植女」。新潟地方の泥沼同然の胸まで浸かって田植えする過酷な作業をテレビらの映像では観たことあるが、その泥だらけの女性の写真である。女性の顔はあえて写されていない。これまたドラゴンである。「おふくろを思い出す」とはK氏。モノクロ写真は何故にこれほどまでにイイのか。昔の映画も懐かしさ以上にモノクロのよさがある。時に写真は絵画以上に饒舌に語ることがある。万人がアーティストでありうる現状に命をかけてシャッターを切った一枚は、もう一つの絵画でもあるのかも知れない。こんにち、絵画集よりは写真集があもしろかったり、本屋も絵画集よりは写真集が多くあるとか、写真展が盛んになるのかも・・。今度は恵比寿の写真美術館にもいってみたい。小生。テレビはもっぱらCS,BSの映画や海外の裏町散歩などばかり。