服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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阿修羅展

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お寺の法要に行く。本堂に座っていると♪傷つきよごれた~わたしでも♪と昨夜の酒が抜けていくようである。さて、急ぎ家に戻り、大行列、大渋滞ということで電車で行く。二日市で降りると、「現在160分待ち」と看板がある。西鉄駅まで、商店街や路地を歩く。小さい街だけどシャッターの下りた店は無い。路地裏でも商店が個性的に店を開けてる。歩くこと10分。路地を抜けると視界が開け西鉄二日市駅。博多から来た満員の電車に乗り二つ目で終点・太宰府駅太宰府は人で溢れレストラン、土産物屋、梅がえ餅屋は大忙し。人をかき分け天満宮を通り国立歴史博物館へ。これまた大行列。行くか戻るか一瞬迷うが、引き下がるは後悔の素。同じ敷地内を行ったり来たりと蛇行していく。 2時間以上も並ぶのか・・けれど確かに少しづつ、列の前へは進んでいく。人間のイライラ感を解消すべく心理作戦が上手く活かされてるようだ。 1時間40分で入場。阿修羅像の周りだけは絶えずぎっしりと人で埋まっている。どの像も均斉のとれた美しいフォルムで凛としているが、阿修羅は際立っていた。並んででも見る価値はある。興福寺1300年祭に向けてのデモンストレーションであるのだろうが、たいへんな人気である。木彫と思っていたのだが、布製の張りぼてというから、その緻密な技術にも驚かされる。南蛮の腕のイイ職人を抱えていたものである。写真は禁止だから絵を描こうとおもうが紙も鉛筆もなく後悔。秋日の太宰府のてくてく珍道中であった。(※65日間終了で85万の入場者があたと)