クリニックの絵画が終わるころに、Nさんがやって来られた。
「描かれますか・・」
「いや・・、新聞で見たのですが、服部先生が描いておられる(テーマ?)のと、ボクが描きたいのとは、同じです」とNさんは新聞の切り抜きを出された。先月描いたキリストと民衆の絵であった。
Nさんは毎回、宇宙や生命のイメージを四角、円を曼荼羅図的に組み合わせ、カラフルに描かれる。フラットでポップな現代絵画である。
共感したということは、何よりうれしい。心が熱くなる。
夜、ダバダバダバっとKAZUさんが見えた。
江北町に新しく出来た小さなギャラリーで5月からボクは個展をするこになっているが、そのチラシを作るべくギャラリーオーナーより頼まれたというのであった。すべてKAZUさんにお任せすることにして、酒をとおもったが、もう、「ちょっと一杯・・」なんて出来ないのである、というより当然慎まなくてはならない。KAZUさんはバイクである。
「ちょっと一杯・・」は遠く成りにけり・・、けれども「Gイバ」にはそんな雰囲気がある{もちろんテクシーでのこと)。
「BARイバ」、ちがった「ギャラリーイバ」にもだいぶご無沙汰している。
みんなと「ちょっと一杯・・」感覚のおいしい酒を飲みたいね。