服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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地蔵坂

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玉ノ井を歩いて東向島駅に戻り、続いて電車高架を横断し、さらに下町を延々と歩くと、小さなラジオ体操公園に幸田露伴さんの石碑があった。そ露伴がここに16年間住んでいたらしい。
公園のベンチに座ると前のビルの内部から人の声と物を作っているような機械音がする。意外と衛星などの部品を作っているのではないかと・・。その隣は開けっ放しの小さな豆腐屋で人もなく売り切れのようだ。
表に置いてある運搬用自転車と販売用の改造リヤカーが昭和30年代である。
白衣を着た人たちが足早に行く先は行列の一坪ぐらいの弁当屋さんで飛ぶように売れてる。白衣の人たちも病院の人出は無く「分析所」の人たちであった。