野村昭嘉展(1/19~2/19 県立美術館)。 1991年、不慮の事故によって26歳という若さで亡くなった。 過去か未来に何処かで見ていたような物体のある風景。宮崎駿の「ハウルの動く城」にも通じる幻覚がある。 ひび割れし剥離した壁画を切り取ったような作品である。 佐賀北高校では美術をやらず、卒業後、東京の研究所などで美術家・吉田 克朗氏や菊畑茂久馬氏に習っているところに注目する。 その後一気に才能を開花さし、独自の様式スタイルを確立し、将来を嘱望されるのであったが・・。 尚2月7日からは諸富中学時代の恩師にあたる眞子達夫さの回顧展も開催。 森羅万象、師弟が出遭う。 |