服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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タコ釣り日和

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イイお天気である。タコ釣り日和。
タコは蛸でも頭に米が入っている小さなイイダコ(飯蛸)。
昼前、本庄江川の船着場から漁船は有明海へと川を下った。
漁船はM船長の新しい舟でターボエンジン、レーダーも装備に3畳の部屋もある優れもの。トイレもある。
数年ぶりの乗船で、川からの陸の眺めはアドベンチャー
ディーゼル音を響かせて舳先は南の空を突き、船尾は低く白波を引きずっている。カモたちは驚いて飛び立ち、シギたちは平然と干潟に群れて羽を休めている。
Mさんが運転する後ろのタンクの縁にNさんとボクが座る。
14人乗船が可能な船に本日は3人。
広い海に、海苔養殖のヒビ(支柱)も林となってどこまでも続く。有明海といえど青く、シアンの海。
Nさんがぽつりと「海は誰のものだろうね・・」と。
海苔養殖のためでも漁業だけの海でもないだろう。生きとしいけるものが育まれる海でもある。
30分ぐらい沖へ行くと遊漁船が集まっている。
タコが釣れてる。
ボクらも碍子(がいし)の付いたてぐすを垂れた。
数年前の大忙しのタコ釣り、一人50匹というわけには行かない。
ぼちぼちである。弁当食ったり、タバコ呑んだり、コーヒー飲んだり、のんびりであるが、M船長は碇を上げたり船を動かしたり乗客に目を配ったりといそがしい。
午後2時、てぐすを引き上げ終了。
一人50匹ともならず、3人でおよそ60匹。
そのほとんどはM船長の釣果である。
浮世を忘れたイイひと時でした。
家にて早速調理。甘辛く炊いてタコちゅうをパクリ。
ビールが進んだ。
なにからなにまで、ありがとうございました。