服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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腹が減っては

2013年2月26日

腹が減っては

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寒く、腹も空いた。今日はこれくらいにと街に戻る。
食堂らしい食堂もなく、真っ赤々な中華屋が目に飛び込む。
左右前後に開く戸を
マカロニウエスタンのでジャンゴのようにギギーッと押して入店。
おおっ!店内は明るくストーブがガンガンたいてあり、おばさん二人でやってるメニュー豊富な食堂であった。
かリュックを下ろし、カウンターでタバコを一服。そしてタンメンをいただく。ボリュームも味もも最高。あったまる。体も心もよろこんでいる。
そして、もう一服。
その間、注文の件でヤーさんの嫁さんから嫌がらせの電話があり、その件について姉妹と思える70代の女性二人が延々と話していたのだが、漫才みたいに面白かった。600円払い、夜また来るからと
閉店時間8時を確認して店を出た。(結局、再来しなかったけど)
駅前のデパートの二階が仮説の市役所になっており、市役所の前を通り、路地の奥の奥にあるアパート形式ビジネスホテルが今夜の宿。
屋根があるということは安堵だ。その上風呂も暖房もありありがたい。
昔、旅していたころが思い出される。
今夜は、市役所のしたのスーパーでサンマ缶、缶ビール、
カップめんなどを買い出し、文字通りのアパートの夜。

 

2013年2月27日

アパートの怪

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何かと変なアパートであった。
そのうちの一つ。各部屋のドア横の配電盤の蝶番から1mぐらいの輪っかのついたビニール紐が垂れてる。通路を歩く度に手や足にからみそうで用心した。何のための紐なのか?まったく見当がつかない。
翌朝、チェックアウトで外に出てとたん、判明した。
アパートを出るのもボクが最後だということもわかった。
ドアのノブに輪っかをひっかけドアが閉まらないようにするための紐なのであった。部屋掃除のおねえさんたちが、シーツや毛布を運び出したり部屋の空気を入れ替えているのであった。納得。
フロントにリュックを預け、駅とは反対の海側の高台に行ってみることにした。

 

2013年2月27日

高台にあったある商店

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アパート宿から勾配のある住宅街を延々と歩く。住宅地の道や家々を見ていくとその土地の構造が見えてくるような気がする。どこにでもあるような普通の庶民の暮らしが見えるが、閉まっている商店もある。
とある一軒の「石巻産物屋」が目に留まった。ガラス戸越しに昆布などのパックが見え、頭にネッカチーフをかぶった中年の女性が笑顔で表を向いて「いらっしゃいませ」と言わんばかりの態勢で立っているのであった。「ガンバッテる」とおもったが、人通りはない。