服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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カラスとカメ

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空港道路を進行中、カラスが何かくわえて飛んできて、路上に落とした。石のようだが、車中から目撃するに、それはクサガメではないか。佐賀ではクサガメ、イシガメらを”くうず”、”ぐうず”などと呼んでた。じゃんけんの”ぐう”に似ているところからの名。カラスはは空中より落とし、甲羅を割ろうとしたのだろう。また、割れなくても車に轢かそうとしたのである。カラスの頭脳的な食物行動は今ではよく知られるところだが、間近に見たのは初めてのこと。梅雨時に車に轢かれた亀の平面をよく見るが、それはカラスの仕業ではない。亀も住処や産卵場を求めて移動する生物だが、けものみちを遮断した道路をわたるしかない。道路の下や堰に動物や魚の通り道を造っている地域もあるようだが、まだまだ、人間は自分らの利益しか見ない傲慢さ。道路で轢かれた亀をカラスが食べに来て、カラスも轢かれ、それをイタチが食べに来て、イタチはカラスに襲われ、カラスは車に轢かれ、ちびクロサンボのトラかウロボロスの理論・死と再生が輪廻転生になる。