服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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初心の絵

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便所の紙さえ新聞紙、ましてや紙に絵を描くなどまれで、基本的には地面に描いて皆で遊んでいたものだ。小学1年生になって、図工の時間に紙をわたされたときは、さぞうれしかったにちがいない。茶色の藁半紙を半分にしたサイズであった。電信柱のカチガラス、田んぼのカエル、オタマジャクシ、それにカニをよく捕っており、穴の中のカニを捕るのは巧かったので、カニ捕りの絵。紙に描いた記念すべき最初の絵と言っていいだろう。こうしてみると興味ある物は何一つ消え去りもしなければ、変わらないのである。子供のままと言うよりは子供の延長線上から外れることなし。大人おとなといばるな子供。