服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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決勝戦Ⅰ

神戸チサンホテルの朝食はバイキング。和食、洋食と品数も豊富な上、どれも美味い。かといってやはり、腹八部がよさそう。 9時、ホテル地下の駅から直行電車で甲子園へ。甲子園周辺はすでにすごい人の波、そして行列。昨日と同じく21番ゲートでチケットと弁当をもらい、さっそく入場。 10時開門、1時からの試合でもスタンドが埋まっていく。今日は三塁アルプス席。早くも北高がベンチ入りし、練習を始める。暑いけど、待ち時間もディズニーランドにでもいるように苦にならない。 GELちゃん、山ちゃんもやってきて、美術室か蒲原マンションだナ。バックスクリーンの時計の針が12時になり、もう一周して1時になった。 U-UU~う~、サイレンが鳴り、決戦の火ぶたは切られた。しかし、2回に2点をとられ、途中、馬場くんから久保くんに早くも交代。毎回ランナーを出すも、守護神・久保は点を与えない。 7回に2点をとられ、無失点神話は37イニングで終わった。7回裏、北高は簡単に三者凡退となり、暗雲がたちこめそうになるのだが、応援がそれを阻止した。今までの数倍のボルテージでスタンドを揺るがし、全員立ち上がっての応援なのだ。 8回裏2アウトからだれがあんなミラクルドラマを予想しただろうか。副島くんに「デッドボールでもいいから出てくれ」の心中で、相手ピッチャーの出来からしてホームランのイメージなど浮かばなかった。ところが、現実に、目の前でそれは起こった。時間と音が一瞬止まり、白球はスタンドに吸い込まれた。満塁ホームラン・・・・・・。スタンドが唸りをあげ歓喜にむせび抱き合った。昨夜、居酒屋にいた広島のグループから聞こえた二言。「佐賀北は弱いね、・・負けるね・・」。こちらが準決勝の勝利と決勝の期待に酔っているのに、彼らは淡々とクールなのだ。何を根拠に・・?今日の日本を代表するようなあめでたいフヌケた奴らだ。今でも気づいておるまいが・・。