服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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プチ、ようこそ先輩

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母校でもある循誘小学校へいく。校長先生は何と、富士町のファーブル交流会のころから存じ上げてる合六先生であった。今年から循誘小に赴任されたそうだ。虫好きの先生だから子供たちにはよかったね。今回も午前中2時間、3年生の授業に飛び入り。体育館へ向かうと元気な声が炸裂してくる。 3年生80人がまだか今かと体育館のフロアーで待っていたのであった。これぐらい元気だと張り合いもある。一同一斉に「おはようございます」。かわいらしい好奇心いっぱいの目がボクを注目する。さて、ボクのお話。描く紙もなく入学前まで地面に絵を描いて遊んでいたこと。1年生になって初めて紙に絵を描きましたと、カラス、オタマジャクシ、カニを描いたわら半紙の絵を実際に見せたところ、「うぉぉぉぉー」と背伸びしてどよめく。この「うぉぉぉぉー」がおいちゃんを元気づかせタマランね。小学生3年生のときに描いた絵や記憶の風景など10数枚を示し、「うぉぉぉー」「うぉぉぉー」に押されて昔話を解説するが、おもしろくなかったり、話が長いと、直ぐにおしゃべりに走る。なかなかはっきりとしたイイ子たちである。予定通り「それでは、みんなには思い出よりも未来があるから、未来の夢を描いてみよう」と子供らへ後の時間をふる。すぐ描き始める子もいれば、迷ったり「何を描いたらいいですか」と鍋のごった煮状態。 よっしゃー、のってる。「服部先生、トイレにいっていいですか」「ピアノはどう描けばいいですか」「ボールを投げるかっこうがわからない」「なんでん描いてよかと・・??」と投げてはみたものの、あっちこっちとひっぱりまわされる。みんなの絵を並べて合評会をしようとおもっていたけど、あっという間に時間となる。女の子はケーキ屋さん、お花屋さん。男の子は野球選手、サッカー選手がおおい。大工さんは一人もいない。自分流に竜を描き次々とイメージをふくらましていった男の子。また、ニシキヘビ、タランチュラ、サソリを克明に描写した子に当時のボクを見たおもいがした。 8歳、9歳の子供たちに夢を強要はしない・・。サッカー選手、ケーキ屋さんになれたらいいね。ちなみに、ボクはパイロットだったけど。「ありがとう、ございました」ワーッ、80名が勢い込んで給食へ向かうのであった。この子たちがずーっと元気で、イイ社会であってくれよと願うのであった。この授業を計画しててくださった山口先生はじめ、循誘小学校の諸先生みなさんありがとうございました。