そこへ会議を終えたＮ美ちゃんが現れ、麻布十番のカリフォルニア寿司店へと案内してくれた。アメリカ育ちのＮ美ちゃんらしい。
日本の寿司店とはちがうシンプルな店内で外人さんが多い。
珍しい意匠の寿司も目にたのしくおいしい。
話も映画となる。「ノルウエイの森」の裏話から「種田陽平さんなら今佐賀の古湯映画祭に来てるよ」と「悪人」まで盛り上がる。
Ｎ美ちゃんも下働きからこの業界に入って5年という。たいへんそうだが、けろりとさわやか。長続きしなかったり、また人材も不足しているというが、すっかりモノ創りに関わるスタッフとして成長、充実しているようだ。
しかし、「いつ辞めてどこかへ行くかもしれない」とも、まっさらな自分でありたいようだ。
気づけばここでも閉店、客も職人さんもいない。
ここで朝が早いＮ美ちゃんのたのしい講義もお開き。ありがとう。
