服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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車窓

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外へ出ると、紫川、小倉城周辺はイルミネーションが浮かび上がっている。
木にまきつけたのはない。木にもやさしくである。
にぎわうアーケード、ネオン看板の歓楽街を通って小倉駅まで歩く。
点が線に、線から面へと拡がる町。見事な再生成である。
我が町はそのすべてをなくすのか、野放図のやりっぱなし。
核を持たない人材を持たない。
車窓の暗闇は底なし。己が映る顔の急所に人家の灯り点々。