服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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日の浦姫物語

ぽかぽか天気だが、家でがさごそやってた。
別大マラソン見ながら先日テレビで見た 作:井上ひさし、演出:蜷川幸雄「日の浦姫物語」(シアターコクーン2012年11月)をおもいだした。
むずかしいテーマだが笑え、おもしろかった。 
大竹しのぶさん 、藤原竜也さん、こまつ座の辻 萬長さんら演技派がずらり。
近親相姦の連続だが、余韻は深く現代に返ってきた。
演出も現代的、ラストは主演の二人と三味線弾きの女と説経聖以外の役者さんは私服に着替えて登場、歌舞伎のようなカーテンコールで終わった。
説経聖・僧が言う「やり始めたことは途中では終われない、男性の方ならお分かりでしょう・・」とボクは笑ったが、会場では笑えない、つばを飲み込み・・シーン。
この台詞にこのテーマを井上ひさしさんが言い表していたようにおもった。
大したもの書き屋さんである。
生で見てみたい。