服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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桜からツツジへ

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明け方までは嵐だったのに、青空が出て陽が射してきた。
恒例の地域町民による川掃除。
高齢化して出席者も少ない。
地区住民だけではそろそろ限界のようだ。
例のごとく胴長履いて川の草刈。
2機のヘリコプターがバタバタと低空に飛びまわる。
そう、「桜マラソン」がスタートし、一万人のランナーが佐賀市街を走っているところのようだ。
こちらは川掃除。あちらはとマラソン
・・同じ空の下ではある。
突然左手の人差し指の先端から血が滴り落ちている。
鎌から目を離し、空を見上げた瞬間に指が鎌に触れたようだ。
「それはいかん、すぐ消毒した方がよかヨ」と畳屋のFさんがいわれるので、水道できれいに泥を落として洗う。
パックリと傷口が開いている。
これしき子供のころはなんともなかったのだが・・。
そして薬用ゴムテープを巻く。
(消毒薬や薬を使わない)これがベストとS子さんがいう。
現場に戻り再び草刈。
長老のMさんが今日はこの辺で止めようということで例年の4割を残して我が班は終わり。
今回は人数も少なく、ボランティアであればここまで。イイ判断です。

町は桜散って、入れ替わり、ツツジの赤やピンクが目に入る。
小柄な”久留米ツツジ”が美しい。
小郡の麒麟ビール工場前のツツジ通りは見事である。
丸く花が咲く巨大なオブジェでもある。
庭師のご苦労を感じる一見の価値あり。
咲き始めの葉の緑と花の紅色の対比は主張のファッションのよう。
日々変化する赤と緑のバランスも作為のないアート。
どこをとってもパーフェクト。
その前に立つ和服のお嬢さんにカメラを向けるお父さん。
花も恥らう父娘。