服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ランチタイムの憂とピュア

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コンパネアートの設置作業。 作業するにはもったいないようなイイ天気。 気持ちよくできるところでは、作業日とも言ってイイだろう。 コンパネを箱型に組んでいく電動ドライバーの音が商店街に響く。 祭りの準備の音でもある。ご当地の風物詩にもなったと自画自賛しておこう。 ランチタイムとなり、本日はポケットパークお隣の軽食店へいってみようと言うことになり、8人が席を陣取ったのであったが、しかし、「8人分もできないかもしれません」と店主の女性が宣う。 一同、額にザーッと斜線を下ろして、シーン。 「いらっしゃいませ」もなければ、千客万来によろこぶでもなし。 返す言葉もない。 市に依託されてやっている店らしく従業員一人。稼ぎ時のお昼に8人分の材料がない。愛想がない。席はガラガラ。 土曜日だじょ。一体、この空間は何なのだ、岡本太郎さん。 我々にとって、ここはもうない。 市民にとってもこれでいいの?行政の人よ真面目にやってくれない。 そこで、唐人町の裏通りにある小さな食堂が一際浮上する。 地元では有名な、知る人ぞ知る食堂、イヤ失礼、中華飯店「季楽」である。 先客のみなさんが席を譲ってくださって、ビールとちゃんぽん、ターロウ麺にありつく。 ストリートギャラリーにかかわったよさが、こんなところにもある。 孫の子守をしながら、ご夫婦が軽快に中華鍋の音を響かす。 孫の○○ちゃんもお茶のお手伝い。 街の裏側にはまだ、必要とされ、愛されがんばっている暖かいお店があるのである。 3時までには今日の予定分100枚近くのコンパネアートが通りに並び、風景がにぎやかに一変する。 我らがストリートファクトリーも少しでもご当地がたのしくなるよう足並みそろえやっているのになぁ