服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ゴールドなスープ

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クリニックの今朝のテーマは「冬の好きな食べ物」。といわれても・・。すき焼き、フグと言う人もいたが、ボクは昨日食した湯豆腐のことを話した。鍋にも味の濃いものさっぱりしたものといろいろあるけれど、その時々で何でもおいしい。夏場のモツ鍋、キムチ鍋も元気がでる。そうそう、鍋じゃないけど、ゴールドコーストで食べた中華そばというかラーメンは絶品だった。街の外れにあったそれこそ小さな食堂。工事現場のヘルメットの男たちが昼食に入っていたから、後に付いて入ってみた。地元労働者がいく店はうまいはずなのである。中国人夫婦がやってた。解らぬまま適当に麺類を注文した。澄んだ薄い黄色のスープに麺が透ける。スープをすすって感動した。複雑でもシンプルな塩味でもない。コクがありまろやか。何の食材か分からないほどの単純明快なるシンプルさなのであった。絶妙な極限の美味なのであった。あの味は今のところ最初で最後ということになりそうだ。それを知った他の日本人たちもとりこになった。滞在していた3日通った。和食でもスープ(ダシ)が基本というが、きちんとしたことをやれば、イイのである。小さな食堂のおやじは、何者だ?店の名前は忘れたが、冷静にもう一度、あの食堂を訪ねてみたい。