服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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1-釜山へ

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海から見える釜山の街は壊れたすり鉢のようだ。
港を囲む山頂までビル群が林立する。
博多からおよそ3時間、ビートルは釜山港に接岸した。
出迎えはお断りしており、同行者5人は地下鉄でチャガルチへ。
ごちゃごちゃと活気もあれば、ゴミも散乱するチャガルチの小路を抜けたところの小さなビルの小さな階段を上がる。
S氏、御推薦の滞在宿である。
それも飛び込みである。
小窓を開けるとモンペを履いたおばちゃんが顔を出す。
まるで”ぬかるみの女”のオール金歯のお婆ばである。
一部屋、1万5千ウォン(約¥2000)。
商売気がないのか?、何故かお婆ばは相部屋を進めるが、一人部屋にする。
部屋は広く、小窓が一つ。風呂も大きくお湯もでる。
大きなベッドと別に二人分の布団まである。
しかし、何か怪しげ。
ホテルのようでホテルじゃなくて、旅館のようで旅館でもなく、そう、ぬかるみの女のアパートと思えばイイ。
チャガルチ市場の中にあり、安く、便利で、男性にはイイところだが・・。