服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ラファエロ

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そして上野へ。
ゴールデンウイークの月曜日。
普段は休みの施設もオープンしている。
上野はさらに人が増えたように、上野公園のそれぞれの目的地に向かって人並みが流れていく。
西洋美術館の「ラファエロ展」を見る。
ほとんどが小さな絵である。
人も多く楽には見られない。
観客の顔つきもベーコン展とは大違いのようだ。
宗教画というラファエロ工房の技術の高さが判る。
※「フランダースの犬」のネロ少年はラファエロの祭壇画の下で命を閉じた。

西洋美術館の常設展もイイ。
ラファエロに勝るとお劣らない同時代のコレクションがつぶぞろい。
写真もOKである。筆記用具も鉛筆以外に液体でなければOK。
ここでも昼飯抜きで閉館まで。
美術館はどこも客引きのしのぎあいである。
工夫を駆使し、サービスを改善している。ひとつには休憩のベンチが増えている。まだ変わらないのが監視員のピリピリ感であるが、仕方ないところでもある。