服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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高田渡トリビュートライブ

高田渡トリビュートライブ 東京グローブ座
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いつまでいても時間は足らず根津美術館を出る。
表参道の蕎麦屋(古道)で遅い昼食。
表参道をぶらぶら。
商売人しかいないようなところへ、わざわざ大量な人たちが押し寄せてくるものだ。
原宿から山手線で新大久保まで。
新大久保から歩いて6分、線路沿いに円筒形で三角帽子のグローブ座東京はあった。
当時は電車賃もなくなるとよくここを歩いて高田馬場まで帰ったものだ。
あんな不気味でさみしいところがあか抜けしたきれいな環境に変わったものである。
ファンが次々に集まってくる。年配者も多く、ひとまず安心。
音楽関係者がかなり来ているらしい。
通路で細野晴臣さんとすれ違ったが、テレビで見るより意外と普通のおっちゃん。
700人収容のホールは3階までほぼ満席。
ステージから4列の右側29番席。
高田渡トリビュートライブ の始まりは、井上陽水さんと高田漣ちゃんのトークショー。陽水さんは内田裕也氏と見まがう程のモンスターだね。
オーラが強烈。20代のころ渡さんと地方回りをしていたころの話をまじめに喋ってた。「僕なんかはちゃらちゃらしてるけど、渡さんは立派な人」を連発。
漣くんが、途中一曲自分の曲を歌った以外はすべて、親父さんの歌に終始した。
イイ曲ばかり、歌詞がイイ、泣けるね。
佐賀でライブの後みんなで焼き鳥屋で呑んだのが、思い出だ。
漣さんもおやじさんになんとなくに始めているように見える。
10年前の4月16日に亡くなっている。享年56。
もったいない男を亡くしたもんだ。
今、渡さんの17,18歳のころの日記本を読んでるが、鹿島に預けられたころ、
佐賀玉屋にレーコードを買いに来たことが記してある。