ゴールドメダリスト
旧作の制作年を調べてた。これが、簡単には?・・面倒なのであるが・・、高校2年の時の県展作品の冊子を見ていたら、審査員に香月泰男、坂本善三の名前があった。へぇー、おどろいた。香月さんも善三さんも17歳のボクの作品を見てくれてたのか・・、とめぐりあわせというか、出会いというかうれしくなった。東京オリンピックの年でもあり、県立図書館で初めて開いた美術書が岡本太郎さんの「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」 (今日の芸術:岡本太郎著)だった。そこからボクは太郎さんの「泣く子」を文字って「ゴールドメダリスト」を描いた。円谷幸吉さんアベベさんへのオマージュであったろう。「今審査があってる」とおもうと、体が熱く授業も上の空だったのを昨日のことのようにおもいだす。